認知神経リハビリテーション学会

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第4回認知運動療法アカデミア

終了しました

GIAPPONE 2010
・・・・・認知運動療法士のための臨床道場・・・・・

第4回認知運動療法アカデミア
−訓練をつくる−

第4回アカデミアポスター


 広島県三原市の広島県立大学で開催する「第4回認知運動療法アカデミア2010」のテーマは「訓練をつくる」である。どんなに知識があっても訓練がつくれなければ意味がない。そして、このテーマには二つの問いが込められている。

 第一は「なぜ訓練をつくらなければならないか」という問いである。訓練をつくることは単に複数の部品を集めて何かを完成させる一方向的な過程ではない。たとえば、スーパーマーケットで自由に商品を選んで買物カゴに入れ、レジで「これが訓練です」と言うようなものではない。訓練の目的・内容・検証は継続的に変化する。同時に、訓練は患者の認知過程(知覚、注意、記憶、判断、言語)の「変化(回復状況)」に柔軟に対応していなければならない。つまり、患者一人一人の「発達の最近接領域(ヴィゴツキー)」に認知問題が設定されているように訓練をつくることが要求される。

 第二は「どのようにして訓練をつくるのか」という問いである。単なる思いつきや訓練らしき方法の寄せ集めを組み合わせたからといって訓練がつくれるわけではない。たとえば、建築家のように、設計図(カルテ)を書き、完成させる建築物をイメージし(回復予測)、工事の進行状況を見ながら設計図を変更し(治療計画)、最終的には施主(患者)とも相談しながら仕上げてゆく必要がある。同時に、それを実現する優れた工事の労働者でもなければならない。まず、認知理論に準じた思考形成(3つの柱と10個の真珠)と観察から治療計画に至る厳密な手続き(プロトコール)が前提となる。そこから導かれるワークユニット化された訓練の決定と実践技術が大切である。さらに訓練のバリエーションのつくり方もマスターしておくべきだろう。また、それには新しい仮説を訓練によって検証する過程も含まれる。仮説は運動の特異的病理(伸張反射の異常、放散反応、原始的運動スキーマ、運動単位の動員異常)を制御するためのセラピストの想像力だが、新しい仮説は患者と対話することによって生まれることも多い。

 認知運動療法士にとって、リハビリテーション訓練室は「訓練をつくる場所」である。訓練をつくるためには自己の訓練への批判精神が求められるだろう。認知運動療法研究会が認知神経リハビリテーション学会に変わる直前に、認知運動療法士は「訓練のつくり方」を共に論議し、「第11回日本認知神経リハビリテーション学会」を迎えたいと考えている。


日時 2010年4月10日(土)PM−11日(日)
会場 県立広島大学(広島県三原市)
地図
参加資格 認知運動療法マスターコース修了者
参加費 2000円,資料代含・当日支払い
ホテルは各自予約のこと(会場に駐車場有、三原駅より大学行バス有)
申込方法 2010年4月3日までにメールで研究会事務局まで申し込むこと。
研究会事務局:jimukyoku@ctejapan.com
 1) 氏名
 2) 病院名
 3) PT/OT
 4) マスター終了年度
   (2004・2005・2006・2007・2008・2009・2010)
 5) 昼食(4月11日,500円・当日支払い)・・・希望の有無
 6) 懇親会(4月10日夜,4000円・当日支払い)・・・参加の有無
主催 日本認知運動療法研究会

プログラム

■2010年4月10日(土) PM:12:30受付
PM1:00
[第一部]訓練をつくる
−認知神経リハビリテーションの3つの柱・・・宮本
−認知神経リハビリテーションにおける10個の真珠・・・鶴埜
−認知神経リハビリテーションの手続き(プロトコール)・・・・高橋
−訓練のバリエーション(実習・グループワーク)・・・スタッフ
(懇親会:10日の夜、三原市にて開催予定)
■2010年4月11日(日)
AM9:15
[第二部]患者と話す
−訓練と言語・・・宮本
−訓練における患者とセラピストの対話(実習・グループワーク)・・・スタッフ
[第三部]「患者に選択の自由を与える 」という視点から訓練を創造する
−訓練と道具・・・宮本
−新しい訓練の創造(実習・グループワーク)・・・・スタッフ
(PM:3:30/終了予定)

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